「ハッカソンをハックする」会 を実施します

久々にスーパーハッカソンでイベントを実施する事になりました。
題して、「ハッカソンをハックする」会です。



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より良いハッカソンの実施、運営を行う事を目的として、
これまでハッカソンに参加してきたエンジニアやデザイナーを中心に、現在実施されているハッカソンの問題点や課題を話し合い、今後開催するハッカソンに役立てる、という内容の勉強会となります。

ハッカソン自体は、うまく運営すれば起業の促進や、これまでの入札型の事業者決定による製品開発には無い優れた開発手法となるはずですが、実施方法によっては開発者に大きな負担をかける単なるコンテストになってしまいます。


イベント実施の背景


このイベントを実施する背景を少し解説します。
2010年代に入り、ここ数年で国内でも多くのハッカソンイベントが開催されるようになりました。

現在では、従来型の開発者が集まってコードを書く技術者向けハッカソンと、期間を定めたコンテスト形式で実施される2つのタイプがあります(スーパーハッカソンもコンテスト型に含まれます)。

主に今回課題として取り上げるのはコンテスト型のハッカソンです。

2013年、2014年には自治体や企業、放送局といったこれまでの文脈では考えられないような団体が主催者となり、実施しているケースも沢山あります。数多く行われるようになった事で、参加した開発者からはイベントの運営手法やルールについて、様々な改善点を望む声を聞くようになりました。


「ハッカソンをハックする」会では、これまで行われているコンテスト型ハッカソンにおける問題点の総括と改善点をイベント参加者と考え、実際に手を動かす開発者やデザイナーにとってより良いハッカソンを行うためのルール検証と、来年の実施を予定しているスーパーハッカソン2015のレギュレーションの検証を皆さんで行いたいと考えています。


イベント概要


主催: スーパーハッカソン実行委員会
開催日: 2014年 12月 14日(日) 14:00~17:30
会場: グランフロント大阪 北館 7F ナレッジサロン内
対象者: 開発者、デザイナー、マネージャー (過去のハッカソン参加有無は問いません)
※基本的には開発者、デザイナー等の実際に開発に携わる方を対象としています。ハッカソンの実施を考えている自治体や企業担当者向けのイベントではありませんが、ご要望を頂ければご参加頂けるようにいたします。定員数によってはお断りする場合があります。何卒ご了承ください。
参加費:無料
定員: 25名
※ 12/10追記: 定員に達しましたので、大部屋に変更して定員枠を増やしました。定員15名→25名とします。
持ち物: 筆記用具
参加方法:ATND

ゲストスピーカー: かみや しんぺい(開発者) , 板谷 昌巳(開発者) , 初音 玲(開発者) , 加藤 洋(コミュニケーション・プランナー),三上 航人(開発者)
進行: 藤井 正明 (スーパーハッカソン モデレーター)


タイムスケジュール(予)


14:00 - 15:00: ゲストスピーカーと司会によるコンテスト型ハッカソンの課題点の整理
15:10 - 15:50: 過去実際にあったハッカソンの失敗例、トラブル紹介
16:00 - 16:45: ハッカソン参加にまつわる企業の労働環境問題 (イベント参加者を交えて話します)
17:00 - 17:30: スーパーハッカソン2015 に取り入れたいレギュレーションについて
17:30以降: 懇親会実施を予定、希望者は当日に伺います

ゲストスピーカー紹介

かみや しんぺい

サーバサイド・フロントエンドとも JavaScriptを使う元自動車整備士の転職組エンジニア。 趣味はカメラ。

ハッカソン参加歴
スーパーハッカソン2012,2013,2013 in Summer,NTT西日本 × TBS TV HACK DAY,Hack On Air ~ MBSハッカソン〜
スピーカーから一言
ハッカソンのゴールがどこにあるのか? 参加することに意義があるのか? そんな疑問を抱いている人にはぜひとも聞いて欲しいと思います。

板谷 昌巳

PHP・JSを軸にWebアプリの実装からiPhoneアプリ制作を生業とする兼業主夫。趣味は薪割り。

ハッカソン参加歴
スーパーハッカソン2012,2013,SmartCommunicationAward(Twilio),ものアプリハッカソン,NTTデバイスハッカソン,CivicTech等
スピーカーから一言
スーパーハッカソン2012への参加がきっかけで、ハッカソンイベントに傾倒し様々なイベントに参加しました。現在はイベント参加への意義を自分の中で昇華し、次のアクションへの準備を進めています。

初音 玲 New!

Mobile/Windowsストアアプリ開発者。Microsoft MVP / Oracle ACE。企画、インフラから開発まで、フルスタックエンジニアというよりもなんでも屋の国内SIer。趣味はセンサー集め。

ハッカソン参加歴
Windows Phone Arch 東京 ハッカソン#1,#2,#3,スーパーハッカソン2013 in Summer,//publish/ハッカソン,さくらハッカソン2014
スピーカーから一言
ハッカソンはアプリをリリースするまでがハッカソン!と考えると現状のハッカソンのイベント化はちょっと違う評価軸がみえてくるかも。なぜハッカソンに参加するのか?参加すると何が変わったのか?ぜひ皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

加藤 洋 New!

株式会社TAM 取締役 チーフ・コミュニケーション・プランナー。パートナー型WebプロダクションTAMで、プロデューサー、プランナーとして数多くのWebプロジェクトに参加。ソーシャルメディア活用、企業のオープンスペース活用、コンテンツ・マーケティングなどを中心としたユーザーとのコミュニケーション設計を行っています。

ハッカソン参加歴
スーパーハッカソン2012,2013
スピーカーから一言
制作育成の人材育成において、ハッカソンを通じて何を学べるか。ということについて経験を元にお話しが出来ればと思います。

三上 航人 New!

京都の学生。株式会社シンウチ 代表取締役。モバイルアプリからハードまで広く浅くやってる美大生です。

ハッカソン参加歴
スーパーハッカソン2012,Windows アプリハッカソン,MashupAward10,TechCrunch ハッカソン
スピーカーから一言
ハックしてないハッカソンが多くて最近は参加してないのですが、ハッカソンの言葉の意味をみんなと一度考えたいです。


興味がある方は是非ご参加ください。
今後のより良いハッカソン運営に役立てたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。

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2014.11.27 (木) 12:45:22