スーパーハッカソン2013 in Summerが終了、参加者の皆様への御礼と審査結果発表

スーパーハッカソン モデレーターの藤井です。

8/31(土) に実施しましたスーパーハッカソン2013 in Summerが無事終了しました事をお知らせします。
参加チームの皆様、審査員の皆様、協賛企業の皆様、誠に有り難う御座いました。

優勝チームはTeam Hustler、製品は「AED SOS」




優勝チームしたTeam Hustlerは開会式時点ではチームメンバーが足りず、プランナー2名だけのチームでした。後日スーパーハッカソンのお知らせで募集したエンジニア3名が加わり、結成したチームでした。

詳細な審査結果は審査結果発表ページで公開しております。

スーパーハッカソンは1回目も突貫チームが優勝した事もあり、「ハッカソンには突貫チームが向いている」ジンクスが生まれつつある状況です。



今回はハッカソンテーマが「○○における20秒の問題を解決する製品」というテーマでした。
各チームがアイデアソンに苦戦しましたが、Team Hustlerは「20秒でできる1番大きな事 = 人命救助」として、「AED SOS」を企画・開発しました。

すでにAEDマップと呼ばれるものは沢山リリースされていますが、実際にAEDが緊急時に何処にあるか把握できない事を問題と捉え、人命救助が必要な緊急事案が発生すると、アプリをインストールしている且つ、AEDの近くに居る人へプッシュ通知が送信され、アプリの誘導に従い、AEDが必要な場所へ運ぶ、という製品です。緊急時の数分が人命を左右する事を認識した上で企画したレスキューアプリでした。



実運用には多くの課題がある事は開発チームもよく理解していましたが、ストレートな問題解決へのアイデアと実現方法が評価され、優勝を獲得しました。

東京・大阪同時開催、面白かった、という声と難しかったという声


今回初の東京・大阪同時開催だったのですが、東京チームの複数からは「新鮮で面白かった、地方と繋がるハッカソンをもっとやってほしい」という声も頂きました。しかしながら、やはり中継設備テストが不十分だったり、通信環境の安定性、またプレゼンテーションのマシン固定を行うべきだったという声も多数頂き、必ずしも中継による満足度が全体として高い訳ではありませんでした。

これについては私たちも反省し、今後の運営方法を考えたいと思います。素直に東京だけ、大阪だけで実施するべきでは、との声もありましたので、私たちも慎重に今後の運用について検討したいと思います。



ハッカソンを見越したワークショップ運営や、実装に特化した勉強会の運営を予定しています

 

今回はアイデアソンの準備が十分に行えたとは言えず、(過去はハッカソン前にワークショップを行ったりしました) ぶっつけ本番なアイデアソンになってしまった事で、中々うまくアイデアを広げる事ができなかったチームが多くありました。

また、アイデアを思いついてもどのように実装するべきかという事に困り、うまく設計が行えないチームもいくつかありました。これについてはやはり経験して行くしか無い分野であり、もっと設計力が鍛えられる勉強会をやるべきだ、という声も多々頂きました。




スーパーハッカソンも同じルールで3回実施してみて、ピボットするべき時期に来たように感じています。
もっと素晴らしい製品が生まれる為にはどんな準備が必要か、ハッカソンもどんなルールにするともっと良くなるか、ハッカソンへの参加負荷をどのように下げる事ができるかなど考え、次回実施を決めて行きたいと思います。

それでは次回のスーパーハッカソンでまたお会いしましょう、有り難う御座いました!

2013.09.02 (月) 20:57:00